指定席は後方窓側。

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クアラルンプールタッチ Vol.2

クアラルンプールタッチの2回目です。

併せて1回目のこちらも是非ご覧くださいm(_ _)m

fin635.hatenablog.com

 

■WY(Oman Air)824 SIN→KUL A330-343X A4O-DB■

 

以遠権路線に乗ろう!と思って始めたこのクアラルンプールタッチ。
FLIGHT STATSを見ても分かるのですが、本当にこのSIN-KULにはLCCから、FSC、はてはプロップ便まで様々な会社、機種が群雄割拠の状態で飛んでます。

この中で最も先に決めたのがこのフライトでした。
そもそもこのIATAコードはどこ?となりますよね。

正解は、中東オマーンフラッグキャリアオマーン航空』です。
この路線自体はオマーンのマスカット-クアラルンプール-シンガポールという路線で、シンガポール-クアラルンプールのセクターのみ利用が可能な、絵にかいたような以遠路線です。

そもそもオマーンってどこ?ってなりますね(笑)
UAEの東隣の国、ココです。

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日本からだとなかなかなじみのない国ですが、クアラルンプールには中東地域からの便が多いですね。


WY824便の出発時刻は07:30。
SQのA350搭乗記でも書きましたが、この時間にたどり着けるMRTは無いので、宿泊のホテルからタクシーで。
なんと、この日のタクシーと、翌日の帰国便のタクシーの運転手が一緒で、「あれ、帰ったんじゃなかったのー?」って翌日に聞かれました(^○^)

WYはシンガポールチャンギではT3を使用。
この日もチェックインはガラガラです。

ゲートアサインはA7。遠そうですが、実はA1~A8は同じゲートエリア。
出国審査後目の前です。
そしてこのゲートはチャンギでは珍しいバスゲートです。
他の方のブログをチェックした時もバスゲートでしたので、この便はバスゲートがお決まりのようですね。

という事で、T3のSQが大量に止まっているランプエリアをバスで揺られスポットまで。

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A330クラスの機体にタラップで乗るのは良いですね♩この日は天気も良くバッチリでした。

外国では定番のL2ドアからの搭乗です。

 

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登りゆく朝日がきれいです。

隣のGAもバスボーティングでした。

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気になる座席です。色使いが同じ中東のエティハドのような配色です。シートピッチも標準的です。IFEは地図しか使わなかったですが、最新のものではないものの、ストレスを感じるものでは無かったです。

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RR trentのエンジン音に酔いしれながらテイクオフ。

左下にシンガポール、セレター空港が見えてます。

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シートアサインは38Aです。翼が綺麗に写し込めて良いですね。

ちなみにエクスペディアで予約すると、シートマップから座席がアサインできます。素晴らしい。

 

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今日もKULまでのフライト時間は30分ぐらい。飲み物と軽食(良く言えば)が心なしか出ます。アップルジュースと水…この距離でそんなに水分出されたらお腹チャプチャプなりますよ(*_*)

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定番のパナソニックの地図。

見慣れない塗装に非日常感がすごいします。

www.youtube.com

クアラルンプールアプローチ。RR Trentの唸り音が素敵です。

 

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そしてすぐにKULに到着。

着陸後ターミナルまでものすごーーーいゆっくりタキシングしてたのですが、あれは何だったんでしょうか。

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ケータリングはハラールが得意なブラヒム。

マスカットまで乗るお客さんは降機する必要はありません。ビジネスのお客さんは朝早かったのもあってか、ディセンバークの間もフルフラットで爆睡されてました。

この全員降りないシステムって、不審物置いて降りられる危険性ないのかな、って心配になりますよね…

この日の搭乗率は3割強ぐらいだったと思われます。

スッカスカで快適だなーと思ってましたが、やっぱり2017夏ダイヤからKUL-SINセクターは撤退になったようです、、採算取れなかったんでしょうね(^_^;)

 

そしてせっかくなので、外の空気にも触れてみました。

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KLIA2に比べるとすこし暗いなぁ、と感じますね。

でも飛行機見るには最高のロケーションもあります。

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向こう側に国際線のピアが見えます。

ほとんど見える飛行機はマレーシアのB737エアアジアA320ばっかりです(笑)

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B737といえども、こんなアングルから見れると楽しいですね!

(この写真の中にも怪しい飛行機が背後に写ってますね…ホワイトボディーのサウディア、MHのA380もフラッグシップのくせに2機も昼寝してますね(゚∀゚)

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制限エリアに入ると真ん中に吹き抜けがあり、緑もあって素敵です。さすが黒川紀章です。

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制限エリア内には飛行機の模型がたくさん飾られてますが…

クオリティが低過ぎて怪しさ満点です、、クアラルンプールの街中にも怪しい模型売ってたなぁ、、、お国柄⁇

 

■MH619 KUL→SIN B737-8H6WL 9M-MSE■

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搭乗ゲートの前で。ビジネスクラスオークションのご案内が来てましたが、この距離ならアップグレードがもったいない、と思ったのでベットせず。

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BSIインテリアですね。とっても綺麗です。

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座席ピッチはこんな感じ。国内線兼用機材ながらテレビモニターが付いてます。先日のマリンドエアと言い、国内線でもテレビモニターはFSCの標準装備になりつつあるんですかね。

それにしても、この仕様だとしてもB737の夜行便が成田-コタキナバルの距離で飛んでると考えると辛いですねぇ、、

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座席位置はこんな感じ。この日のアサインは22Aです。

そしてタキシング中は空港内のあちらこちらにエンジンを外されたMHのB747Fや、放置されっぱなしのMHのB777が駐機されており、本当にこの会社の行く末が心配になりました。

離陸後は短時間のフライトですが、飲み物なしでスイーツが出ました。

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始め見た瞬間はマカロンかなー、おしゃれだなーと思ったのですが、実はコレ、アイスなんです。
この時間でこれを食べきろうとすると、「冷たすぎて歯が痛てーー!!」となります(笑)

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順調にフライトを終え、T1エリアに到着。普段T2かT3にしか着かないので、珍しい経験でした。

その後は荷物のピックアップもないので、ターミナル内をお散歩。

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さすが、チャンギ。楽しめます。

日本では大行列のギャレットポップコーンも、全く並ばずに買えます!

クアラルンプールからは立派な国際線ですので、当然この後入国審査があります。
この数日で3回目の入国。さすがにどきどきしながら入国審査に進みました(^_^;)

この2回のクアラルンプールタッチで、
マリンドエア、エアアジア(マレーシア)、オマーン航空、マレーシア航空に初めて乗ることができました。

それぞれを乗り比べてみて…って書ければよいのですが、なんせ30分強のフライトでは本当に何も分かりません…

エアアジアのみ客層がワチャワチャしていて、LCCだな、ってのを強く実感したぐらいでした。

またそれぞれしっかり乗ってみたいと思います。